新型コロナウイルス陽性のリアル~私の場合~その3

新型コロナウイルスが流行しておよそ3年。これまで感染をなんとか免れてきた筆者もPCR検査で陽性判定が出てしまいました。。テレビなどでは重症化して命に関わる、あるいは診察してもらえず大変だといったことはニュースなどでも取り上げられてますが、陽性者のうちのほとんどの人はどのようか経過を辿るのでしょうか。筆者個人もよくわかっていなかった中、自身の体験を踏まえて見ていきます。(その1、その2からの続き)

8月12日(11日目)、療養終了、外出可能日となる。

8月12日、本日より外出可能日となる。ところが7時過ぎに引き続き県の療養サポートから健康観察のLINEが入る。一応、測ると体温36.3℃、動脈血酸素飽和度(spO2)99と問題なし。このLINE、こちらから登録取り消さないと止まらないのだろうか。10時過ぎ、今度はショートメールで県の療養サポートから外出可能になる旨の連絡が入る。どうもこのあたりのシステムはうまく連携されていないようだ。そして、いよいよ外出。仕事へも本日より復帰となった。ちなみに翌13日もLINEの健康観察の連絡が来たが、回答は控えた。14日はさすがに?入ってこなかった。終了ということだろうか。

新型コロナウイルスは無料という勘違い。~お金の話~

新型コロナウイルスは、感染症2類相当ということで、医療費が無償というイメージがあるのではないだろうか。かくいう私も漠然と費用は掛からないのかなと思っていた。むろんその認識は間違ってはいない。但しそれはあくまで新型コロナウイルスの検査及び陽性判定後、新型コロナウイルスの治療を行った費用ついてだということ。当然といえば当然なのだが、陽性判定前の病院で診察した費用は通常通り保険適用3割負担となる。今回、診察時は感染対策もあり当日の会計は無かったが、後日、見計らってか、偶然か、療養終了時に病院から請求書が届いた。受診した病院は200床以上の病院だったので、初診時保険外併用療養費が加算され、合計4,840円。仮に投薬があれば薬代が加算される(診察時、薬の処方を聞かれたが、筆者は断った。)。また薬局で自主的に解熱剤や抗原検査キットなどを購入した場合も含まれない。筆者の場合もその類を購入しているので、気づけば総額は1万円以上の出費となった。

8月12日(11日目)、外出可能日の新規感染者数。

外出可能となった8月12日の全国の新型コロナウイルスの新規感染者数は、16万8826人。東京は2万401人、神奈川は1万2432人。重症者は全国で637人、亡くなった方は210人だった。

新型コロナウイルスの療養を経験して感じたことを次回はまとめてみたいと思う。